ただ書きたいことを書くブログ。

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最近の話

 これは最近個人的に思うことなのですが、世の中様々なことがまかり通っているなと感じるんです。具体的に挙げると色々面倒なことになりそうなのでここで敢えて挙げることはしませんが、小さなことから大きなことまでまかり通っていますよね。

 これについてなんでだろうと思って友人と話し合ったのですが、その友人はまかり通らせた人は知識があって、まかり通ったと思っている人には知識が無いのでは無いかという回答が帰ってきました。なるほど、たしかにその状況であれば自分の中ではある程度納得のできる回答でした。

 その時瞬間的に考えたことがありました。これは思考、大きなものでいえば思想の話なのかもしれない。要は考え方の話だと。

 知識というのを架空の物質だと捉えたときに、それをどう加工するかは所有者次第であって、所有者の考え方が大きく関わります。

 そして知識というものは他の人が全く同じ知識を持っていることもありますが、それは全く同じ物質を持っているだけで、加工は所有者が違うため同じものにはならない。ということは、まかり通した方の人は知識を加工し利用したが、まかり通ったと思っている方は知識を情報としてしか認識していなかったのではないかという考えに至りました。(必ずしもそうではないと思います。現実は複雑なので。)

 ここからはこの話を友人とした後に自分が感じたことになるのですが、自分が学校の授業で勉強したことは、おそらくほぼ知識でした。それなら塾かよえばいい。そう思う人も多くなっているのが多分現状でしょう。(自分の周りでもかなりの人が通っていたので)それはなぜかと言えば、知識を教えることに特化した施設だからです。頭の良い学校に行くことというのが知識を多く得て、それを忘れずに作業できることになりつつあるから、それなら学校より塾のほうが良い。という感じでしょうか。それなら学校の存在、はたまた学校勤務の教員の存在意義が損なわれていくのかと言われればそれは違うと思いました。たしかに、学校で習ったのは科目毎の知識だったかもしれない。でも確実に自分の中に物事の考え方を教えてくれたのはその中にいた何人かの先生だったと思います。(主に国語と物理と体育の)ということは学校と塾は目標地点が違うものなので、比べること自体が違うのかなと思いました。

 

なんかぐだぐだと書いてきましたが、何が言いたいかといえば、知識はあるに越したことないけど、思考力のほうが、生きて行く上で必要な気がしたというお話でした。